シリーズ【イギリス保育園探検隊~YMSかずまさ先生の実体験レポート~第8回 保育の現場で男女が分け隔てなく働けるように】(その1)
シリーズも6回目になった今回の「イギリス保育園探検隊」今回はワーホリやYMS (Youth Mobility Scheme、旧ワーホリ)をフル活用して、働きながらオーストラリアとイギリスで海外生活を実現。イギリス在住中にレベル3の保育士資格を取得し、その後、ニュージーランドで、さらに教育や保育観を磨いている最中の私、かずまさがレポートします。
自分のこれまでをこうして改めて振り返ってみると、あたかも海外生活のエキスパートのようですが、私自身オーストラリアに行くまで、海外とは全く関わりのない生活をしてきました。実を言うと、英語も苦手で、オーストラリアで滞在中に、英語が嫌いになり、なぜ海外にいるのか?自分は何がしたかったのかさえ、わからなくなった時期もあります。
そんな海外とは無縁だった私が、「海外の保育を海外で体験したい」と思うようになった元々のきっかけは、大学在学中に参加したイギリス研修でした。その後、海外を見る前にまずは日本の保育を学んでからと思い、4年間日本の保育園で働いて、ようやく海外の行き先を模索し始めた時に、留学エージェントから勧められたのが、オーストラリアでした。
オーストラリア滞在中に、幸運にも YMS*に当選。それをきっかけに渡英し、ナーサリーで働きながら、イギリスの保育士資格コースを受講することに。実際に、コースを受けてみると日本人アドバイザーが、日本の保育との違いをかみ砕いて説明してくれて、最初から最後まで熱心に指導してくれたのがとても心強かったです。私が晴れて資格を取得できるまで、沢山のアドバイスと励ましの言葉をかけて下さった先生方には、心から感謝しています。
さて、次回は私が体験した海外と日本の保育の違いや、男性保育士としての心構えなどをご紹介します。お楽しみに!
*YMS (Youth Mobility Scheme旧ワーホリ)は、当時は年2回の抽選で定員が定められていましたが、2024年から抽選方式がなくなり、その代わりに定員も6000人と大幅に増え、先着順となって今までより取得が容易になっています。
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