シリーズ【イギリス保育園探検隊~ユミ先生の実体験レポート~】第5回:えっ⁉教室で水遊び!?

「イギリス保育園探検隊」シリーズも5回目になりました。今日は、私が驚いたイギリス保育園で行われる水遊びの活動についてです。

Indoor Water Play 01.JPG

▲ Wooden Water Channelling Shelf Station by TTS

普通「水遊び」と聞くと、暑い夏場に園庭に水槽やビニールプール―に水を張って遊ぶという活動が頭に思い浮かびますよね。私がイギリスの保育園に勤め始めたある冬の寒い日、保育士のクラスリーダーから「今日は水遊びをしよう」と聞かされた時は、頭が?マークで一杯になりました。というのも、イギリスの保育園ではなんと屋内にも水遊びをする設備が整っていて、季節に関係なく活動を行うからなのです。

 

写真のような水槽が必ず教室内にあって、子ども達が順番に遊びます。中には、水道口に直接つなげることのできる優れものもあります。いろんな容器やおもちゃを使った水遊びは、手先の運動や数学的思考、それからクリティカルシンキングを養うことができますよね。それを夏場だけでなく、いつでも活動に取り入れられるのは素晴らしいことだと感心しました。

 

コロナのロックダウン中のイギリスでは禁止されていた「水遊び」ですが、ロックダウンが終わった今、新しいルールのもと早速活動に取り入れ子ども達と楽しんでいます。

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