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Coronation ~ チャールズ国王の戴冠式

5月6日土曜日、イギリスはチャールズ国王とカミラ王妃の戴冠式が行われました。あちこちで、ユニオンジャックや戴冠式のシンボルマークが掲げられ、国中が華やかに飾り付けられました。当日はあいにくの雨模様でしたが、それでも大勢の人々がバッキンガム宮殿や戴冠式が行われたウェストミンスター寺院の周りに集まり、ライブ中継ではスクリーン越しに荘厳な戴冠式を見て、その後はご近所さんと集まってストリート・パーティでお祝いをしたりと、各々が祝日を過ごしました。

印象的だった場面の一つは、チャールズ国王が 「Defender of the faith (信仰の守護者)」 として誓いを立てていることから、様々な宗教のリーダー達が戴冠式に招待されたことです。前君主のエリザベス女王が「英国国教会の信仰の守護者」という立場で誓いを立てた当時と比べると、ユダヤ教、仏教、シーク教、イスラム教などの代表者達が参列した今回のチャールズ国王の戴冠式は、まさに多様性の時代を象徴するものといえるでしょう。

幼児教育の現場でも、せっかくのこの貴重なイベントを学びの機会につなげるよう、様々なアクティビティや教材を使って活動を行いました。ユニオンジャックの色を使ったアートワークをしたり、年長の子供たちは王冠を作って着飾ったりと、特別なイベントを楽しんでいました。

また、戴冠式にちなんだ絵本も多く出回っています。ペッパピッグ、パディントン・ベア、ミスターメン・リトルミス・・・などなど子ども達に大人気のキャラクター達が戴冠式や王室を紹介している絵本で、中には感覚遊びができるものもあります。

チャールズ国王の戴冠式は世界中でニュースになっていますので、子ども達が身の回りの世界を広げ新しいことに触れるいい機会ではないでしょうか?ご興味のある方は是非いろいろ探してみてください。

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