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YMS経験者からのTop Tip! ~イギリスに来る前にやっておけばよかったこと~

イギリスのYouth Mobility Scheme ビザ(通称YMSビザ)は、提携している国の18歳から30歳までの青年を対象に発行される2年間の就労ビザです。年に2回、1月と7月に抽選が行われ、ビザ取得者が決定します。2023年1月の抽選日はまだ公開されていませんが、政府の関連サイトでいち早く情報を入手できます。興味のある方はどうぞ。(関連記事はコチラ

さて今回の記事では、そのYMS経験者の日本人から聞いた話を元に、「渡英する前に準備しておけば良かったこと」についてお話ししましょう。

まず皆様に知っておいていただきたいのは、ワーホリビザと違ってYMSビザはイギリスで仕事に就くことが大前提となっている「就労ビザ」だということ。イギリスは、「能力のある若者は自国にとどまらず世界で活躍すべきだ」との方針を強化すべく、それまでの仕事もしていいホリデービザ(所謂ワーホリ)を2008年に廃止する代わりに、このYMSビザを開始したのです。

そのYMS経験者の話によると、最初の数カ月は怒涛のように忙しいとのこと。就職活動、家探しはもちろん、BRPカード(Biometric Residence Permit:生体認証付在留許可証)の取得、GP(家庭医)の登録、銀行口座の開設・・・などなど、挙げればきりなないそういった生活基盤のセットアップを英語で行うという日々。そこで経験者達が口をそろえて言うのは: 

就活は、YMSビザが取れたらすぐ日本ではじめる!

採用側の実情として、ビザの有効期限が1年半を切るとなかなか仕事のオファーをしにくいという面があります。なので、前述のような忙しい毎日に追われている間に、半年なんてあっという間に過ぎてしまい思ったような仕事に就けないなんてことも。そこで、就職活動は日本にいる間にどんどんアプローチをしておくことがおススメだそうです。

もう一つの理由は、職探しは家探しにも関連してくるということ。日本では当たり前の「通勤手当」というものがイギリスには存在しません。そうすると職場から家は近ければ近いほどいいですし、遅延やストライキが日常茶飯事なこの国では交通の便がいいところに住むのにこしたことはありません。

こういった体験を通じて、「日本で就活しておけば良かった~」と強く思った人たちの多いこと。ネットに求人情報はあふれていますし、オンライン面接などで遠隔でも就職活動がどんどん進められられる時代です。YMSでイギリス生活を考えている方、是非参考にしてください!

GOOD LUCK!!

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